こんにちわ。 7月に入り、梅雨が終わるかなと思いきや、ずぅーっと、ずぅーっと雨で、お客様の入りがよくない日が続いております。
コロナの影響で、イベント関係も中止、時間を持て余している今こそ!という事で、色々と企んでおります。
が、
たまには、インスピレーションを外部に求め、何か見に行ったりすることがあるのですが、今回ひさしぶりに行ってまいりました。
どこへ、何をみにいったかって?
こちらです!

大阪市立東洋陶磁美術館! もちろん、お目当ては、天目!!
天目とは!
漆黒の器で内側には星のようにもみえる大小の斑文が散らばり、斑文の周囲は暈状の青や青紫で、角度によって玉虫色に光彩が輝き移動する[1][2]。「器の中に宇宙が見える」とも評される。曜変天目茶碗は、現在の中国福建省南平市建陽区にあった建窯(中国語版)[3]で作られたとされる。現存するものは世界でわずか3点(または4点、後述)しかなく、そのすべてが日本にあり、3点が国宝、1点が重要文化財に指定されている。いずれも南宋時代の作とされるが、作者は不詳である。日本では室町時代から唐物の天目茶碗の最高峰として位置付けられている[4]。
南宋のある時期、建窯で数えるほどわずかな曜変天目茶碗が焼かれ、それから二度と焼かれることは無く、なぜ日本にだけ現存し、焼かれた中国には残っていないのか(器が割れ欠けている完全でない状態のものは発見されている)、大きな謎として残っている。
中国では曜変天目は不吉の前兆として忌み嫌われ、すぐに破棄されたために現存せず、わずかに破壊の手を逃れたものが密かに日本に伝来した、とする説も唱えられたが、後述の中国での陶片の出土状況から南宋時代の最上層の人々に曜変天目が使われていたことが示唆されている[5]。
ウィキペディアより、
要約すると、天目とは、古くて美しい茶碗です。 織田信長などの、名だたる戦国武将も所有したとされる、芸術品でして、一般人の我々にお目にかかる機会すらない特別な茶碗なのです。
ちなみに、常設展ではございませんで、8月16日までです。
私、芸術とか、歴史とか、詳しくはありませんが、幾年か前、テレビで見かけた、九代目 長江惣吉さんのドキュメンタリーで、長江家代々、人生をかけて、曜変天目を再現する特集をみて、感動をして、興味を持ちました。
天目茶碗にもいろいろと種類がありまして、中でも曜変というやつが、好きで、安物のレプリカを買って飾っている始末。
一度も、本物のを見ずに好きだとか、美しいとか言うと、私の人生におけるすべての説得力に影響が出ると危機感を覚えておりましたので、大阪市立東洋陶磁美術館の特別展に足を運ぶことにしたのです。
さあ、引っ張りに引っ張った、天目茶碗(油滴)! 国宝!英語にすると、ナショナルトレジャー!見ていただきましょう!


どうです? やばいでしょ?
これは、12~13世紀に中国の建窯で宋の時代に焼かれたものです。
なんか、違うっしょ!! すごいっしょ!! 感動を禁じ得ないでしょ!!
偶然できたものなのか、狙ってできたものなのかわかってないそうで、当然作り方はわからないそうです。
原産地の土の成分や、窯の構造や、焼いていた人の加減やなんやら、と条件があったときのみ焼きあがったのでしょうか、今も、手探りで再現を研究しているみたいです。
ぼくが、喜んで見ていたのは、天目茶碗の中でも「曜変」といわれるもので、それが、こちら、

や、

こちらや、

こちら、
ロマン、ありすぎでしょ? これだけ化学が進んでも、作り方がわからない。 再現もままならない・・・・・、だったのですが、ついに現代に再現されたのですよ!
私は、前述の通り、歴史や、美術に興味がありませんので、現代に復活した、綺麗な方の茶碗が素敵だなと思いました。

他にも、いろんな天目茶碗がありますので、ご興味がわいた方は、ぜひ、遊びに行ってください!
入館料1400円! JAFはいってたら、1200円ですよ!

そして、すぐ隣に、中央公会堂がございまして、こちらの内部も見学。

とにかく、レトロ!!

とにかくレトロ! 1階のホールには入れませんでしたが、雰囲気は十分楽しめますよ!
私、前職のある仕事で、1階のホールに入ったことがありますが、とても、素敵でしたので、こちらも、機会がありましたら、入りたいと切に願っております。
そして、さらに、そのお隣には大阪府立図書館が、あり、こちらも、レトロ!

入ってすぐの階段

そこから、上を見上げると、、、

きれいなステンドグラス。
こころと、体をリフレッシュすることができました。
たまには、興味のないものに飛び込んでみるのもよいと思いますよ。
雨、雨、雨で、バイクネタはないので、本日はこれにて終了!
お付き合いありがとうございました!
そうそう、ちゃんと、お土産買ってきましたよ!

メモ帳と、クリアファイル。
欲しいという方!先着1名様でプレゼント!
ご来店いただき、合言葉を言って下さったら結構です。
合言葉は「富士護身家紋黒黄羅紗陣羽織」を高速で、噛まずに10回です。
それでは、また!