いきなりですが、みなさんはドラッグレースをご存知でしょうか?
ドラッグレースで有名なのは、車(四輪車)で、400メートルの直線を何秒で通過できるかを競う競技です。 それの、原付版がss1/32mileです。
この競技は、オートバイ(主に原付)雑誌モトチャンプが、企画したレースで、2017年現在、十数年の歴史があります。 競技規定を厳格化し、日本はもちろん、ヨーロッパや、アメリカ、台湾でも行われています。 競技内容はいたって簡単! スタート地点に原付にまたがってスタンバイします。
その後、計測準備ができたら合図があります。 その後に、自分のタイミングで、まっすぐ1/32mile(50.29m)先のゴールへ向かってアクセルオン!
競技と名前は付きますが、革ツナギ不要です! フルフェイス、グローブ、ブーツさえあれば、自分が普段乗っているバイクで、また、格好で参加できます!
※写真は2016年マスターズチャレンジの物を使用しています。 問題あれば画像削除しますので、ご連絡下さい。
注意:計測タイムが4秒を切る場合は革ツナギ必須です。 無くても、参加は出来ますが、公式記録に認知されません。
保安部品もそのままでOKなクラスもあり、参加し易いレースです。
また、モトチャンプも取材に来るレースなので、目立てば、雑誌デビューできます!
油漢も主催でss1/32mileレースを油漢CUPと銘打って主催しています。
参加希望者はオンラインからエントリーできますので、こちらをクリックしてみて下さい。
https://www.ms-event.net/msweb/user/?a=race.race_entry_list
以上です!
簡単でしょ?
一時期は、一世を風靡するが如く、流行し、ハイレベルな競技となっていましたが、現在はブームが一段落し、非常に参加しやすい競技となっております。 参加料は全国のレース地で異なりますが、5~6千円程度です。
参加車輌は原付であれば何でもOK!と言うくらい! 参考までにクラスをご紹介します。 クラス規定に準じてエントリーすれば、その他の改造は自由です!
SAクラス スクーター
2ストローク 50cc未満
SBクラス スクーター
2ストローク 50cc以上90cc未満
SC-1クラス スクーター
2ストローク 90cc以上125cc未満
SC-2クラス スクーター
2ストローク 125cc以上240cc未満
SA4クラス
スクーター 4ストローク 50cc未満
SB4クラス
スクーター 4ストローク 50cc以上125cc未満
SC4クラス
スクーター 4ストローク 125cc以上240cc未満
SC4-Oクラス
スクーター 4ストローク 240cc未満で過給器を装着した車輌
SOクラス スクーター 4ストローク 240cc以上
SUクラス スクーター 4ストローク 240cc以上 フレームとエンジンが同一車種でない車輌
2Aクラス
ミッション 2ストローク 50cc未満
2Bクラス
ミッション 2ストローク 50cc以上90cc未満
2Cクラス
ミッション 2ストローク 90cc以上125cc未満
4Aクラス
ミッション 4ストローク 50cc未満
4Bクラス
ミッション 4ストローク 50cc以上90cc未満
4Cクラス
ミッション 4ストローク 90cc以上125cc未満
4Oクラス
ミッション 4ストローク 180cc未満の過給器車輌もしくは、250cc未満の車輌
EAクラス
電動 定格出力0.6kw未満
EBクラス
電動 定格出力0.6kw以上0.8kw未満
ECクラス
電動 定格出力0.8kw以上1.0km未満 EOクラス
電動 定格出力1.0kw以上1.2km未満
○○ーGTクラス
上記クラス規定に、GTクラス規定が加わり、それに該当する車輌。
GTクラスと言うのは、各クラスの下に属するクラスで、要するに、待ち乗り車輌を持ち込む人たちが公平に競技できる様に設定したクラス。
主な内容は、
ウイリーバー禁止
インナーローター禁止
リジットサスペンション禁止
過度な軽量化は禁止
過度なロンホイは禁止
計測タイムが3秒台に入ること禁止
レースベース車は使用禁止
フレーム変更禁止
基本的にホイールをインチ変更するのは禁止
ようは、やりすぎ禁止!
ということです。
※わかりやすくするために、あいまいな解釈、または厳密な表現をしておりません。
詳細はモトチャンプホームページからご確認下さい。 http://www.moto-champ.com/archives/51498399.html
モトチャンプ 全クラス紹介は画面左側のss1/32mile情報局の全クラス紹介から、
モトチャンプ 大会レギュレーション紹介は画面左側のss1/32mile情報局のレギュレーションから、
それぞれ確認していただけます。
レース当日の流れ
レース日は一日を通して、数本のタイムアタックをし、記録をとっていく形になります。
記録をとってもらえる回数には限りがありますが、練習レーンが用意されていますので、試し走りを沢山して、セッティングを何回も変更できます。
走行記録をとった中で、一番良いタイムが記録として残ります。
どうでしょうか? UKspeedならびに油漢は、ss1/32mileにチャレンジしてみたい!と言うお客様を全力でサポートいたします。 どんなに小さな疑問でもお答えいたしますので、お気軽にご来店、お問い合わせ下さい。
監修 内山 圭介